聖杯に満ちる愛

三鷹コンサート、エネルギー満ちる豊かな時をありがとうございました。
三鷹応用コースに続き、三鷹コンサートも行きの体の重さに驚き、一歩一歩踏みしめる感じでした。それとは逆に会場は熱い熱量に満ち、これから始まるコンサートのエネルギーを予感させる場の力に満ちていました。

演奏が始まると体がふわっと浮き上がり足元がもわもわしてきました。大地から何かが湧き上がってくるような気配があり、頭上には太陽のような圧倒的な光があらわれ、その中心からカラスが飛び出してくるビジョンが浮かびました。高句麗なのか日本なのか、国が生まれる時を予感させる光景と感じてなりませんでした。
アリラン的な演奏からは、里の光景…山あいの緑豊かな集落、人のぬくもり溢れ心豊かに暮らす人々、過去なのか未来なのか、そんな幸せな光景に幸せな気持ちになりました。

第二部は静かな高みに向かう感じで、自分が聖杯になって空からの恵みを受け入れているような感覚でした。水色の世界の中に在り、満ちた体内を天から眺めるように美しく水色に輝く水面を眼下にみていました。

高麗さんが書き込んで下さるコンサートメッセージを改めて拝見して、清濁併せ呑むという言葉、世俗に対してどうあることが良いかを教えて頂いているようだと感じました。いのちの光に従い、能力を発揮する、このように在ることを目指したいと感じた三鷹コンサートでした。

アンコールは幸せいっぱいな手拍子、先生の優しさに包まれて、みんなの心ひとつ、暖かい気持ちになりました。ありがとうございました。