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聖夜


クリスマスということをすっかり忘れていたイブでした。ウクライナのことをニュースで見ながら、今まではロシア正教のクリスマスの日にお祝いしていたけれど、今年は西欧の日にお祝いすることで、ロシア侵攻に抵抗する意志を表すとのニュースに何か違和感を覚えました。

京都コンサートに向かう道中は路面が凍結し始めている状態でしたので、気を抜かずに運転しました。時折チラチラと雪が舞って夕焼け空がなんとも言えない神々しい光を放っていました。会場に入り、高麗さんにご挨拶するといつもとは違うことに気づき、昨晩すでにアップしてくださった京都コンサート直前のビデオ講演会を拝見して合点がいきました。世俗に合わせないとはこういうことか、とすぐに行動を変えていかれる姿勢に学びます。

コンサート舞台に登場された先生のお着物の素晴らしさは遠目にもわかり、今夜は特別な日と感じ、身が引き締まります。ピアノの繊細な一音一音が全身に入ってきて、清めて戴いているのがわかります。パイプオルガンの演奏をお聞きしながら、かつて先生がルーマニアと記憶していますが記者会見の時に「人間の生命は、宇宙なんてもんじゃない。」とおっしゃったことを、そのまま経験し、その先に計り知れない存在があり、包まれているというか一体化しているのが人間とわかり、言葉で表現できず感動を超え涙よりありません。

ある音の時、はるかはるか彼方の天空の星から光が注がれていて、これ以上の安らぎがあるでしょうかという感覚に、ここから生まれ、ここに帰る場所と感じました。星の光に導かれ、本当の自分はここで生きること。先生に出会え、いだき講座を受講でき、その後もたくさんコンサート、講座を経験させて戴けたことは奇跡なのだと星の光の中から外れては生きていけないと感じます。この状態で、この世で生きることで、量子力学ではありませんが、この世を変えていけるのだと、聖なる夜に感謝して、満天の空を見上げて山道を登って来ました。昨晩は今までにない深い深い眠りにつくことができました。ありがとうございます。

今日は、今年最後の応用コースと存在論に参加させて戴きます。よろしくお願い申し上げます。

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こんばんは。
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