KEIKO KOMA Webサロン

聖地


三日間連続してコンサートが開催され、ひとつでありながら一回一回まるで違うコンサートです。「偶然」のテーマにどんな経験になるのか想像もつかず始まった三日目。どこまでも広がる光の大海を泳いでいるようでした。海のようでもあり深い森のようでもあり。働きかけ満ちる空間で生きている人間であることを経験します。そのような空間を覆うようにしてあるのが闇だとしたら、当たり前にある目に見える世界は闇と見えてきました。奥に潜んでいて創出され続ける世界が真で、表に現るように働き続けてくださり今があり、その世界を表すことがこれからの生き働くことであるならこんなに面白いことはないと感じました。
第二部は神聖、神々、多様性といったメッセージの言葉が心に残り始まりました。パイプオルガンから降り注がれる音に「聖地」と浮かび、世界各地に残る遺跡に古代から計り知れない存在の働きかけをわかり表し生きてきた人間であることをわかります。そして先生のコンサートの場が聖地ともわかりました。移動可能な聖地です。コンサートに参加することは聖地に行くことであるなんて最も求める、面白すぎる人生です。
神聖なる場に身を置いていると、人間一人一人完全なる個でありながらひとつにあることがわかりました。一人一人この世界で生きることが共に生きるということともわかりました。いだき講座を受けた当初ぶれるという言葉がよくわかりませんでしたが、昨日の経験により存在働く場にいなくなることとわかりました。同じ場にいなければ一緒に生きるなど無理です。そして同じ場であれば、物理的な距離を超えて世界中の場を共にする人と一緒に生きられるともわかります。目に見えるところは領土を取り合ったりと争いが絶えませんが、所有とは無縁な見えない世界ではそのような争いは起きないことも希望です。新しい世界で生きるの意味が深まるコンサートでした。
コンサート前から自覚はしていたのですが、昨日のコンサートでも心臓の痛みが出てきました。途中ざわざわ動き出し、頑張って座っている状態を抜けると同時に第一部が終わりました。そしてアンコールのパイプオルガンで一瞬立ちくらみのように頭がふわっとすると心臓のあたりが開いていきました。何で心臓を痛めているのか今はまだ考え中ですが、痛むままに固まることなく解放される機会があり生きていけますことに心よりありがとうございます。
始まりとなった三日間の府中コンサートをありがとうございました。

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