聖地
今日は、行きも帰りも、大渋滞でざわついた空気のおかしい日でした。死亡事故渋滞となっていましたので、十分気をつけながら内面を感じ、一日を過ごしました。東京高麗屋の改装工事が終わり、引き渡しをさせていただきました。二日前までは、工事の最中に見えましたが、家具が入り、別世界となりました。あまりに神聖な空間が立ち上がり、聖地であると感じます。以前ご利益のことをお聞きしました。自分の状態がそのまま現れ、気付き、改善すれば良くなりますが、気づかなければ落ちていくのがご利益の意味と知りましたが、真にそのような空間となっています。この空間を今までの生き方や装いでは通れないのです。生き方を変えなければ見合わないと感じ、今後どのように運営するかを真剣に考え始めました。いだきビルの一階ですので、まさに「いだき」的です。はたらく人間もいだきで生きることに徹していかないとはたらけない状態となりました。私は思い切り、いだきを伝える場とさせていただきたい気持ちをノートに書き記しました。人生けじめをつけて生きていきたいですので、勝負をかけています。自分ではじめさせていただきました「いだき」の仕事です。経験された人が表現しないことが理解できずにいた時期もありますが、自分で伝えきっていくと気持ちは決まっています。やっとやりたいことを実行できる場と空間ができました。いだきを伝えきります。
工事の方も家具屋さんも、最初から最後まで打ち合わせを共にしました。なかなか話が通うじないと感じた時はコンサートをお誘いさせていただきました。いつも10人くらいの方々がコンサートにご参加くださり、その後の打ち合わせはとても内容が深く、気持ちがふれあえることがうれしいことでした。一年8ヶ月かかりましたので、今日で最後であることが皆様も名残惜しい感じで、引き渡しが終わりました。道ゆく人は写真を撮りながら歩いています。一世を風靡した俳優さんと聞く人がよくご来店くださっていましたが、今日も通りかかり、工事の方にオープン日を尋ねていたそうです。工事中のカバーを外したら、とても可愛い素敵な店が現れました。黄金の「高麗屋」の文字も白いタイルの壁に映え、とても素敵です。先生のサウンドは家具と一体化しスピーカーを作ってくださり、音が抜けていてとても美しいです。以前から音響設備が良い会場探しをしていると、東京高麗屋の音響装置が一番良いと聞いてきましたが、さらに良くなり、感動する音空間です。ここに来てくださればいだきがそのままわかる場としたいと願い、準備しています。
夜にはかっちゃん食堂に行かせていただき、かっちゃん沖縄料理をいただきました。とても美味しく、やさしく、大渋滞や街のざわつきやその他様々なエネルギーが蠢く中を過ごした体が癒されました。ありがとうございます。