KEIKO KOMA Webサロン

美は魂


先日は仙台でのコンサート、そして盛岡での存在論と応用コースに参加させていただきまして誠にありがとうございました。

今回実家の祖父の介護にまつわる家族内の不和についてご相談させていただきました。ずっと祖父や両親に対して思っていた、情けなくて嫌だと感じる姿は私自身でした。自分では解決できず、力がないことを他者のせいにしていました。事象にいちいち反応し、感情的になり、問題を起こす相手が悪いのだとずっと裁き続けてきました。このあまりに自分勝手な他者に対する裁きが人間関係を築くことができない根本であったと分かりました。

普段から私は物事を解決できないように生きてきて、私は自分に対して解決できることは何一つない弱い存在であることを前提とし、問題や責任から逃げることを当たり前のようにしてきていたと気づきました。直視できなかった自分の汚さを、いだきしん先生にお答えいただかなければ一生気づくこともできず、受けとめることもできませんでした。誠にありがとうございました。

ギリシャ哲学の前にイオニア哲学があったこと、そして「枠」についてのお話もいただきましたが、当時の権力者や支配者は枠をつくることで民衆の思考を止め支配することを意図していたのかなどと考えてしまいました。先生から「枠のなかでしか物事をやっていないことに対してなぜ目を向けないのか」と仰っていただいたとき、自分がここ数年抱えていた靄のようなものの原因がそこにあったと明確になりました。いだき講座を受けてから3年が経ち、大概のつくりものに虚しさを感じていたのは、つくりものからは吸収したり学んでも枠を超えられないと命は分かっていたからでした。

そして循環器系が悪いと傷つきやすく人間関係が築きにくい、お金の巡りも悪いとお答えいただき、悲しくもあまりに自分そのものすぎたので帰宅してから思い出しては笑ってしまいました。ストレッチを毎日します。

その後いただいたコーヒーを口にしたとき「生きたい」と言葉がでてきて涙が溢れ、高麗さんの講演会にてお声を聴いたとたんに号泣が止まらなくなってしまいました。

まだまだ理解できていない「音」をもっと理解し、自分の魂の表現をできるように生きて参ります。私が自分の声に対して感じている問題は「枠」にあったと気づきました。きれいな「音」を出すことができる表現者になれるよう魂磨きをして参ります。

本日はいだき40周年の日の3月2日、おめでとうございます。

40年のなかでどれだけの命が、世界がいだきしん先生、そして高麗さんに救われてきたのだろうと考えると感謝よりありません。誠にありがとうございます。三鷹でのコンサートに配信ではありますが、参加させていただきます。

3月に入り、仙台も暖かさと動き出す空気を感じます。11日の府中コンサートを目指して動いて参ります。よろしくお願いいたします。

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結工房より
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ロームシアター京都サウスホールにて-2
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