美しく純粋に

東京に戻られてすぐのビデオ講演会に参加させて頂きました。
まもなくの府中コンサートは予定通りとお聞きし、安堵しながら、一回一回のコンサートのとてつもない経験をもっとお伝えできる人間に、と考えます。
高麗さんのお話に心震え、これまでお聞きしてきた「裏返し」もなくなり、美しく純粋な真のひかり、神ともにあるいのちをあらわされるはじまりと感じ、涙あふれました。
自分自身は深いあきらめがあったことを感じ、よけいなものをきれいにして頂きながら、発生した瞬間のひかりの経験を取り戻し生きていけること、あらためて感謝しました。

新春の4日間の催しは、身を運べた日の実感はもちろんですが、ライブ中継やオンデマンドで経験させて頂いたことも、ただ事ではない年の始まりと、身にしみ感じてなりません。
迎賓館コンサートの先生の音、そしてお話を繰り返し聴かせて頂き、直後の高麗さんのビデオ講演会も、深く心に響きました。
これまでのようには生きられず、真剣にまっとうに生きるよりないと、心糺され、同時に今までにない何かがひらかれていくことに、畏れとときめきが入り混じります。
経験させて頂いたままに、あらたな生き方、表現を身に着けながら進みます。
今日は、府中の森のコンサートを、心よりありがとうございます。
天田敬子