KEIKO KOMA Webサロン

美しく咲き散る花々


先月、あるドローン兵器を「神風」と呼ぶ開発者に、ただひたすら憤りを感じ、特攻機がただ爆弾を落としたのではなく、一人一人のかけがえのない命が爆弾となったことに、軽々しく人の命もわからない輩に使ってほしくなく、ただ腹立たしく感じました。そこからなのか、テレビや道行く人が手に持つ本が知覧の特攻隊のことで、何か発せられているように感じられ、そして知覧の特攻平和会館のことを知りました。建立された経緯、1036柱のお写真とお名前のこと、断腸な思いと何かが起こって生き延びてくれないかという、どこか叶わない望みを抱いていたに違いないご家族のこと、日本の国のために若くして散りゆく方々に、人間として関わっていかれた方々のことなど、知れば知るほどに、この死を無駄にしてはいけないと強く感じます。「死」を覚悟した人間の超越した精神は、清らかで何もなく、自分には「美しい」とも映ります。「可哀そう」という言葉は尊き死への冒涜に感じられ、むしろ「いい日本を創ります」という志が、本当の意味で彼らの意志を受け継ぎ、散った彼らの望むことに感じられます。ちょうど、終戦記念日も近く、またお盆でもあります。海に散った魂も、関わった方々も、余すことなく光となりますようにとコンサートに臨ませて頂きます。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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高句麗の香りは高句麗の秘密を運ぶ
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