美しい朝焼けの朝を迎え

負のエネルギーのまま止まったら、そこで終わってしまうと強く感じた迎賓館コンサートです。濃紺色に重く染まった世界が見える中、先生の今まで聴いたことがない凄まじいピアノの音が打開し続けている場に、倒れぬよう必死に座っていました。休憩時間の後、先生から戦い方にもルールがあるとお聞きし、無差別という言葉がこんなにもピッタリくる今の世界に生きていることを、恥ずかしながら改めて実感しました。先生が表現し行われていることを、迎賓館にて同じ場に居られること。これ以上の幸運があるのでしょうか。集中して必死にお聴きしようと意識すればする程、緊張し続け体が強張り続けるのだと気づきます。アンコールで救われました。生命の光輝く時、生きるちからが満ち溢れます。最後に先生が仰った言葉通り、全身に広がる体のあたたかさで、そのままわかります。美しい朝焼けの朝の中で目覚め、新しい朝を迎えることができました。この空が、世界が一つにつながっていることに感謝いたします。ありがとうございます。