KEIKO KOMA Webサロン

経営は生き方そのもの


昨日はボランティアミーティング、ビデオ講演会、アントレプレヌールサロンを誠にありがとうございました。ミーティングでは本当に自分の身勝手さ、そして恥ずかしくて書けないことばかりですが、どれほど人に心配をかけて生きてきたのかを身に染みてわかりました。助けていただいてばかりでなく、人の助けになるように生きていこうと強く感じました。大切な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

そしてアントレプレヌールサロンは身につまされるお話ばかりでした。あるご質問者へのお応えから、コスト、原価計算が間違っているのかもしれないとお話くださり、人件費が固定費で処理してしまわれるが故に不良労働が見えづらいという実態がわかりました。しかしコロナ下でのリモートワークからデスクワークの実態が明らかになったことはわかりやすい例と感じますが、働いていても時間ばかり使い、利益を生まない、価値を創造していないことは不良労働になるとのことも理解でき、働いているから価値を生み出していると思いたい、と仰られた時には正直ドキッとし、自分の何が不良労働かを考えはじめました。単純に不要とわかること、それ以外にも、より良くするために改善すべきことは必ずあり、できていると勘違いすることでチャンスを逸したことは多々あると自覚しています。
改善することを考えた時、老人ホームを作られた時の職員の方々とのお話は何度お聞きしても面白く、未来が見えるように大変気概に満ちて参ります。不良労働を徹して排除したことについて、大卒の方だけなのかはわかりませんが、職員さんが「至らなくてすみません」と言ったとき、先生は「至らないというはどういうことか」と問われたとのことをお聞きして、まさに求めていたお言葉そのものでした。確かにその通りです。何が至らなかったのか、自分に照らして、具体的に明らかにして、改善して参ります。自分に対して言うようですが、これで良いなどと思ったら終わりです。
まだ小規模な工房でも、大規模工場と同じように経営することを考え、このままどんどん大きくなっても大丈夫です!と言えるように、細かいことも全部洗い出していくことから始めます。お皿一枚洗うのに使う水、使うペーパータオルの数、電気代等々。節約することは意識していても、やはり大体です。節約とは話が違いますが、先生はコーヒーを淹れられる時、使うコーヒー豆の量から、抽出される量まで、徹して正確に淹れられます。ピアノの即興演奏もみなさま驚くほどに見事なまでの手指の動きですが、鍵盤を見なくても正確に弾けますのは、先生だから、ということだけではなく、こういった生き方全てがその正確な動きに表れていらっしゃるのだと感じました。
自分に対する経営も同様に身につまされました。一人の人間のことだから他人には迷惑にならないと思って、大まかにしてきたことが、生き方そのもの、全てにおいて共通していること、だから他でもやってしまうのだとよくわかりました。全部筒抜けです。これから改善しかなく、恥ずかしいことばかりですが、ありのままを認めスタートさせていただきます。

そんな中、明日は盛岡コンサートに参加させていただけますことが、大変ありがたく、嬉しいばかりです。
ありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。

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渋谷 さくらホールにて
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比叡山の桜
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盛岡にて