紫陽花に迎えられ…
6月23日に続き、24日もライブ配信で迎賓館コンサートに参加させて戴きました。先生の音は初めての音ばかりで、一音一音がまるで恐る恐る一歩ずつ歩みを進めるといった感がありました。未知って怖いて感じている自分は、後ろ向きなんだと、第2部のはじまりに先生がお話し下さったことから自分の状態がわかりました。意識の流れが留まっている状態は、後ろ向きで死の方へ行っていることが身体の重みからもわかり、身体を重く感じたらどんどん動くこと、でも意識的では動きではないこともわかりはじめました。ヘーゲルの「精神現象学」が届き、少し読み始めていたこともあってか、先生の一音一音が意識を成長させてくださっている様にも感じて、ついには絶対知へと誘われる、哲学を勉強しなくても、真理へ向かっている場をコンサートで共有することができ感謝よりありません。高麗さんのビデオ講演会のお話から、講座で自分は何がわかっていないのか、高麗さんの言葉が入って来ない時は、わかっちゃいないことがわかります。今までは高麗さんの言葉を自分の小さな頭で捉えてわかったつもりでしたが、頭では捉えられなくなっていて良かったです。コンサート後、高麗さんにお会いする機会を戴き「国創りの風」を教えて戴きました。身体の中に吹く風のまま、今日はあるところへ行って来ました。たくさんの魂に迎えられた様に紫陽花がいっぱい咲いていました。過去はなくなり未知へと歩を進める喜びに満ちています。
先生、高麗さん、ありがとうございます。