仙台での素晴らしい経験

仙台にて、いだきしん先生のコンサートに参加させていただき、誠にありがとうございました。先立って、ロビーで Keiko Koma marbling 作品の展示や、ビデオ講演会公開収録をしてくださり、新しい動きが仙台からはじまったとトキメキでいっぱいです。

あっという間のコンサートでした。
何故がポーランドの街並みと音楽ホールが目に浮かび、言葉が通じない人々が IDAKI SHIN 先生奏でるピアノ、サウンド、おはたらきを通して一つになる光景が心にはっきりありました。切望する光景なのだと考えます。クラシックの本場でも、ジャズの本場でも、まったく新しく創造的で世にない先生のピアノについて人々は語るでしょう。評価も批判も過去から来る産物で、言葉にする人自身さえも窮屈にするとは今でこそわかることです。一粒一粒の音に神あらわれ、神々しいサウンドをいつまでも聴いていたいです。お金で最高の恋は買えないでしょうが、最高の恋をしていればお金などさらっと稼ぐでしょう。まさに新たなるのぞみ生まれたかけがえのない経験でした。

第二部のメッセージには驚喜しました。今日から頭がよくなる！と思った瞬間、この頭の使い方が古臭いのだと苦笑します。ふだん「内面をお感じ下さい」のメッセージで感じる内面と頭がすうっと通っていき、心地の良いことこの上無し。できていると思い込むことも、どうせとあきらめてしまうことも、あとは頭なのにと嘆くことも、すべてはお終いにします。こんなに内面豊かにしていただいて、運命の枠組みまで解放していただいている生命なのですから、本当はもっと頭がいいのでは？そういえば「天才養成講座を受けたのだ」などと、次々と「いだき受講生の本領」を発揮していきたい気持ちと新しい力でいっぱいになりました。

先生のピアノの御表現は、とてもピアノ一台と思えません。ピアノという楽器の枠組みさえない生き物であり、先生の御身体とひとつとなって働いているといつも感動します。とても素直で、時に先生と美しく踊るダンサーのようでもあります。私もピアノのように生きたいと何度望んだことでしょう。単音から見える美しい存在が内面で出会うと、畏れ多いとか尊いという言葉によりならず、これが真の人間となっていくために必要不可欠なプロセスではないかと深く感謝するのです。重厚音で（勝手で稚拙な表現ですが）悪魔退治、魔物破壊からロマン溢れる愛の表現まで。。。「人間とは何かの答えを即興演奏」ですから、真の人間は実に豊かで聡明で、素晴らしい存在と理解できます。今生きているからこそ出会える「いだきしん先生のコンサート」にたとえ生涯一度であっても、お一人でも多くの方にご参加いただきたく、本領発揮できる頭になりたく、本日は応用コースをよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。