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紐付きの猿の人生は終わり


昨夜のコンサートは、自分の状態がよく分かる時間でした。分かってもいないのに、自分が分かった気でいたのです。パイプオルガンから、「調子に乗るな、もっと謙虚であれ」と、ずっと教えて頂く時間です。何もやっていないこと、何も分かっていないことを素直に認めざるを得ません。メッセージにあった通り「まず自分が」であり、そこから始めると心に決めた第一部です。

第二部でのメッセージにあった、「枠を超えた広い世界」である新たな世界に行きたいと望みました。ところが、浮かぶのは反省ばかりしている自分です。ちょっと出ては引っ込んで反省ばかりしている姿は、以前先生が仰った「紐付きの猿の人生で、一生終わるのか」の言葉そのままでした。「出ちまえ」との声が、はっきりと聴こえました。人の目を気にして、様子を窺いながら、怖がって引っ込む自分にうんざりします。「もう終わり」と、はっきりと声に出しコンサートが終了しました。これからは、うじうじすることは一切やめます。

昨夜の会場で買うことができた、「高句麗伝説」のコーヒーを今朝頂きました。一口頂いただけで、強烈なパンチを食らいました。一緒に何を食べようと、その強い存在は変わりません。今、書込みをしながら口に含めば含むほど、普段意識したことがない頭の奥が痛い位に冴え渡り、動き始めているのが分かります。視界もはっきりとし、目が覚めるとはこういうことかと驚きます。普段、いかに惚けていたかがよく分かります。自分の弱さ、狡さ、何もかもはっきりと噴出するなら早く分かって、早く変えればいいだけです。自分にすらびくつくのは終わりです。と、言葉にした時、妙にさばさばと気持ちよく、前に向かって行く力が湧いてきました。むしろ、何が飛び出るのかと楽しみなくらいに、明るく軽やかな状態になっています。清々しい青空を眺めながら、今の気持ちのまま動きます。ありがとうございます。

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