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第2回「いだき」を経験して


日付は変わりましたが今日5月3日もオンデマンド配信にて4月29日の「高麗恵子語り」と「いだき」を聴かせていただき、毎日経験できる機会をありがとうございました。そして、第2回の「いだき」のお話しを、心よりありがとうございます。
「高麗恵子語り」では、4月の迎賓館コンサートを当日ライブ配信にて経験させていただいているので、3月31日の盛岡コンサートがあっての4月25日だったと感じられ、個々の点と点ではなくプロセス、コンサートが一本の道のりとして繋がって見えて、1つのことが実現されて次の新たなことの展開がうまれる、次へ次へとひらかれる流れを、高麗さんによる詩とともに再経験するなかで感じました。一方で、ピアノの音というこの上なく美しい方法で私たちはある意味なんの苦労もなく命がかかる事もなく、また常にアクセスしやすいところでコンサートを経験させてもらえているので、その意味がどれほどのものなのかをちゃんと理解していなかったと「いだき」のお話しをお聴きしながら気づきました。いとも簡単に…という言葉のままに、目の前に新しい生きる場、それも人間として生きられる場が用意されるという、とてつもなく恵まれた環境であることをはっきりと自覚し、存分に活かさねば、と目が覚めました。2回にわたり先生がお話しくださった事は最もお聴きしたかったことでありましたが、何かこう頑なに質問してはいけない、何か思っても言ってはいけないという気持ちが強くありましたし今もありますが、それもだんだんとほぐれていっているように感じています。
先生のお父様、奥様、ご家族の方々のお話し、お仕事で北海道へ行かれたことは、どんな言葉を持ってしても表せない感情がわきおこります。先生がいつも示してくださり、伝えてくださる「人間とは」を生きて実現すると自分の内に意志を確認します。天照大神、猿田彦様の存在をあらわしてくださってから、内面の充足感と言いますか、心が満ちているよろこびとともにあります。今日第2回「いだき」のお話しにて最初にピアノであらわしてくださった存在の演奏をお聴きしているとき、身体が反応し思わず手でさすっていた場所は肝臓があるところでした。次にあらわしてくださった「ローマ時代の歌い手」の演奏は涙があふれてあふれてしかたなかったのですが、そのとき大きな振動とうねりとなり胸のうちに生まれては広がっていった感覚をまだ言葉にできないでいます。今はその経験のまま明日からのオンデマンド配信を待ちます。先生が最後にお話しされた、多様性の必要な時代となったこと、自分だったらどうやるか?といろいろ考えてみるという内容は、ちょうど昨日バスや電車に乗りながら心配したことともつながり、捉える視点が変わりパッと一気に視界が明るく広がりました。なるほど、そう考えていけばビジネスチャンスはどこでもうまれます。糸口を見つけられたらと考えれば悲観的になっている暇はありません。第2回「いだき」のお話しは自分には初めてのことでたくさん感じることがあり、いろいろと考え、まだ整理しきれませんが、先日からの経験があり点と点がつながり、内面で一致しはじめています。連日の尊い経験を真にありがとうございます。

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