KEIKO KOMA Webサロン

神秘と幸せ


京都でのジェンダーをありがとうございました。「体」に焦点を当ててジェンダーを考える内容は、個人的にはとてもタイムリーでした。

「自己が体である」とするニーチェの考えをご紹介頂きながら、いだきが体・内面を問題にしていることを改めて認識しました。とくにデカルトを起源とする二元論との比較において、一元的な「体」のひとつの側面として、精神や魂、理性などがある、というお話しはとても分かりやすいものでした。

中でも、女性の体の幸せの秘密が隠されているというお話しがとても重要でした。とくに、女性の体の神秘の開発できない男は男ではない、というおことばが強く心に残りました。現在の自分は、女性の神秘の開発はおろか、男を中心に考えていると、質問でのやりとりの中で感じました。つまり、「女性の幸せが男の幸せであり、女性の幸せを中心に考える」、ということを受け入れられていない状態にあり、それが現在の自分の限界であると感じました。

なお、女性の体の可能性と同様に、森や植物、農業などの可能性も無限であることや、体で起こっていることを表現し「行為」することが人間であり、行為を邪魔するものを整理することが「新たな軸」を生むという他のお話しについても、日常において未来を創っていくうえでの希望となりました。

ありがとうございます。

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