神の世界から
仙台コンサートが始まる前から、どこにいるのか…世界の認識がまるで今までと違う所から始まりました。
広瀬川の光と水を感じる神秘的な音に全身を清められ、雷の音と風の唸りのような音の中で大雨に濡れている体感は現実の事のようでした。神と繋がり世界へ通じる魅力的な仙台のピアノの音です。隠された神が再び登場され、神の世界に存在する人間であることの恐れを取り戻していきました。神の音はCD高句麗の音のようでもあり人智を超えた世界と通じているときの少しの狂いもない緻密な生命の心地良さを知ります。常識というものが先に立つものではない本来の生命のままの経験が続き、世俗と繋がる頭は神の世界では働かないのです。ここから見たらいかに常識という認識が誤りであるかが恐ろしいほどに見えてきます。
心臓の真ん中に張り付くようにあったのは古い世界と繋がり引き入れる病の元のようでしたが、聞いたこともない美しい艶やかな音に解放されてゆくのです。いつもどこかにあった恐怖が自分の中から無くなっていくと関わりは断ち切れる様が見え最も安心できるのでした。
神聖な世界と出会っている時の本当の自分が人生全てに広がり、忘れるという旧態から切り離されます。人生全てが変わり違う人間になるくらいの心づもりで参加でき実際に自分でなくなる程変わることができる奇跡の機会です。東北では地上を離れ神や銀河鉄道、人智を超えた遥かな世界と出会えます。人間の世界で恐れること、心配することは何もないと分かりました。
新しい人間になっていける日々を有難うございます。