眩しい
封印され隠されてきた東北の魂のことを、いだきしん先生、高麗様にお会いしていなければ 知らずに人生を終えてしまったのだ。そう考えると、先生の御働きで真実を身体で知り 開放された現場に居合わせることが叶い どれだけ尊い経験をさせていただけたのかと、信じられない心地で コンサート当夜 眠れず夜明けを迎えました。
コンサート前は 多賀城駅に着く前から全身重く苦しく、思い返せばNPO KOMAバザール(仙台S-PAL)に参加させていただいた3日間も 重い体感は尋常ではなかったです。が、先生、高麗様の御身体の大変さとは比べようもないと 不調については考えず過ごしました。
そして、いだきしん先生 お誕生日の多賀城コンサート。一部から聴くほどに身体の力は抜け、ピアノ音の連打に重たいたくさんの何かが押し出 洗い流され、ぼんやりしていた視界が鮮明に。終盤、先生の光る後ろ御姿は ステージを超え広がり 途轍もなく眩しかったです。
翌日の結工房での、先生が焙煎仕立てを先生自ら淹れてくださったコーヒー。その御味がまた眩しく、喉から身の内隅々まで光が通りました。高麗様いらっしゃる山元町の空間での、皆さまとの音の交流を生涯忘れません。
東北での真の経験は続いていきます。例え様のない幸せを絶え間なくいただき、本当にありがとうございます。
岩村ゆかり