真の世
コグリョカフェの前に2階のギャラリーを拝見させていただき、懐かしいような不思議なかなしみが胸に広がりました。涙が浮かぶようなその心は下のカフェに降りても続き、その意味は何だろうと考えていました。
美しい爽やかな秋晴れに恵まれ、優しい空間、集う方々との交流、幸せなひと時でした。
改めてこのように人が元気になる場がたくさんできたらいいと感じました。
コンサートは天から山の上に浮かぶ湖を見下ろすように柔らかいー水色の世界でした。その世界を抱えるように体が空間に溶け込んでいきました。時のない世界、あまりにもあっという間に感じた第一部でした。
圧倒的な熱量で驚いた第二部、体からの膨張するような熱量、香る風とひとつに創造のはじまる新しい世界を感じました。
パイプオルガンの音に体が浮き上がるようで、満ちた体、充電され電流が流れるように空間に広がっていくちからを感じました。
アンコールでは存在を感じる時に聴くフレーズに体がどんどん共鳴しひとつになっていく歓び、何もない心に満たされるちから、生きていることへの感謝よりありませんでした。この世界で生きる時、魂は永遠。何もなくすべてがある世界でした。ありがとうございました。