直視する

自分に起きることはすべて自分がしている。まさにその通りです。誰のせいにもできない自分で選んでいます。私は今までに思いもかけないような幸運にも恵まれることがあったのです。知人にいだき講座を受けてからの自分の経験を書いていて、つくづく信じられないほど幸運に恵まれていることを実感しました。ですがどういうわけか貧しくなるように生きてしまいます。今日のアントレにも参加できないし、それ以上に当面どうしようかという答えのないところにいます。

認定調査で出会った95歳の女性は、週に3回ステーキを食べて陶芸や麻雀教室に通い、誰の世話にもならないと有料老人ホームに自ら申し込んでおられます。奇遇にも中高の大先輩であることがわかりましたが、夫が50年ほど前に亡くなっても、二人の息子さんが相次いで亡くなっても、脳梗塞の軽い症状はありますが真に豊かに暮らしておられます。たんにお金があるというだけの豊かさとは違う、真の生き方の豊かさを感じて、自分の状態とは真逆であることに感じ入りました。同じ人間としてこの違いはどういうことでしょうか。ついつい調査を離れて生き方を聞き入ってしまいました。

今朝視聴できた渋谷コンサートのオンデマンドを再び視聴しようとしてもどうしても視聴できないのです。急遽、久々で訪れた一人暮らしの女性よりも自分の軸が決まっていないと感じます。脳出血の後遺症があるせいにしていましたが、坂道で軸が定まらない結構危ないことをしたことも思い出します。それも体の軸が決まっていなかっでたせいですが、それよりもコンサートや講座で「愛」を示してくださっています。不可能を可能にする一人でありたいです。アントレが始まる時間です。空間を感じています。ふと窓の外を見ると夕焼け空にオレンジ色の雲が広がっています。黄色い花が秋風に揺れています。

ありがとうございます。