盛岡の一日を経て

盛岡に着いたときのその心地よさにふと顔を上げると真っ青な空に浮かびたつ岩手山が大変美しく、胸に爽やかな風が吹きました。豊かな経験が豊かな内面を育み、充足感に満ちていられることに幸せを感じます。
現実は大変悲しいことがあり、ウクライナのことばかりではなく、親族の予期せぬ死に直面し動揺していました。先生にお会いしていると解決できない問題はないと感じる希望と先へ向かうよりない力が湧いてきました。胸に重くのしかかる悲しみがある一方で、嬉しいこと喜びあえることがあることにも感謝が生まれます。先日百寿を迎えた曾祖母は、何年も自分で箸をとろうとしなかったのですが、私をはじめ何人かの親族がかわるがわるに介護に足を運ぶようになってから、最近では数年ぶりに自分で箸を使い食事を摂るようになりました。足取りは軽くなり、１００歳を過ぎて若返ってきたようです。よりよく変化できる生命に感動します。

またどんなことにも先立ち何をするにもまず必須な生命の働きを整えてくださり、この整えていただいている生命、新しい人との関係を中心に、自分たちが生きていける環境を自分たちでつくっていく意味で仕事をつくっていくことを考え始め、日常を根本から見直す機会をいただいています。先生の講座のお話しにたくさんのヒントがあり、これまでのことを壊しながら新しいものをつくっていける方向性とパワーが裡に生まれていることに感謝いたします。
ありがとうございます。