盛岡にて

いつものことですが、盛岡に着くと安堵致します。この度はFDAの乗継で、連なる山々、海岸線、雲を見ながら参りました。飛び立つ時はギラつくようなエネルギッシュな緑に見送られ、到着した時は静かな深い木々の緑に迎えられ安堵しました。

先生にお会いすると、いつも自分の状態が炙り出されます。以前は情けなく反省したりで気持ちのアップダウンがありましたが、今はとにかく認めて、一歩でも半歩でも先に向かおうと考えています。高麗さんのお話にもありましたが、確かに先生の人生のお話を拝聴しながら、自分の人生も思い出しています。先生がご自身の人生を語りながら、私達の人生を整理して下さっていたというのも驚きながらも頷けます。もう一回人生をチェックし、わかっておくと筋が通ってくるというお話がありましたので、昨夜は出来ませんでしたが、早速取り掛かろうと考えています。

存在論にて、日本語の気遣いは他者に対する気遣いで、存在論でいう気遣いは自分に対しての気遣いとお聞きし、自分の中で何かがひっくり返ったというか整理できました。先生と高麗さんのお話を直接拝聴できる機会は物事をわかる凄いチャンスです。昨日もふと思い出していましたが、他の方々のお話は知識を得るということでは有り難いですが、一方向のお話で平坦に感じることが多いです。先生と高麗さんのお話は、言葉が光となっているので宇宙を感じます。凄いチャンスをいただいていますので、物事をちゃんと考えられる人間になります。

本日の盛岡コンサート、とても楽しみです。
ありがとうございます。

塚崎知美