盛岡にて
「展示会、楽しみに行く!」「昨日は無我夢中だったから、今日も行って来る。」と何人かのメールに笑み溢れてきます。
昨日、コンサート前に、楽しみにしていた東北センターで開催されているマーブリング作品と難民キャンプ支援のTシャツの展示会にいの一番に伺い、興奮覚めやらず心残りながら、残りのTシャツのアイロンがけに急ぎホテルに戻りました。
ホテルのアイロンは台数少なく、自分の番に来るまでの時間の事を考えたら、朝早く買いに行った方がいいと考えてたら、なんと!ある受講生が夜、車で大型スーパーまで買いに行って下さったとのこと、本当に助かりました。その機転に頭が下がります。
一枚一枚、繊細でダイナミックな模様にドキッとしながらアイロンがけし、Tシャツの下洗い、染め、乾燥、タグの数分け、アイロンがけ、袋詰、移動、運搬作業、たくさんの人手とたくさんのプロセスの中で、高麗様を中心に誰もが喜び関わっていることを感じ、胸熱くなります。シャツのタグにmade in Bangladesh とあり、自分達が縫製したシャツがこのように美しく変身し、難民キャンプ支援と繋がっている事を知ったら感動してやまないでしょう。世界全体と繋がり、お金も含め、誰もが幸せな流れを創り出し続けて下さり、ありがとうございます。どの立場であろうとかかわっていけること本当に幸せです。昨日のコンサートの最後のメッセージの実践が目の前にありました。
先生がおっしゃった北斎の番組が幸運にも翌夜ありみました。誰もが知ってるユニークな「波」の画風で、ゴッホや音楽家に影響を与えた北斎という位しか知りませんでした。あの当時、他の流派を取り入れるのは許されない時に、他の流派ばかりか、西洋画まで取り入れ、銅版、ガラス絵 にも感心を持ち続けたとか。改号、引っ越しも多く、部屋が汚れてくると引っ越したというのが面白い。本来の人間の有り様な感じで愉しかったです。「自分が一番大好きだったかも」とのコメンテーターの一言が心に残りました。
本日、盛岡2日目宜しくお願いします。
岡 博子