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白村江の敗北


 

多賀城碑が国宝に認定されたことから、時代を創っていらっしゃる働きを目の当たりにいたします。胸の内から「生命に刻まれ、祖先の悲願である真の歴史を知る日は近い」と感じます。昨日、偶然に仙台市図書館で「返却済み図書の棚」に『多賀城の世界』という書籍を見つけました。手に取り何気なく開いたページに、天智二年(663年)に、日本が百済を救援するため唐と新羅の連合軍と戦って敗れた「白村江敗戦」の事を書いた一文があり、読んだ瞬間に胸がキリキリと痛み「これは違う」と感じてしまいました。日本が助けたかったのは百済だけじゃないと、妄想たくましくも私は感じてしまいました。高麗恵子さんが、北上の地で詠まれた魂の詩への体感は、何かが生命と一致しそうでぶれてしまいます。ブレた自分の生き方を反省いたします。

先日、仙台高麗屋さんで「五女山の愛」コーヒーを頂いた帰り道に、群青の鮮やかさにときめいて写した月夜と、その翌日写した、朝日に光輝く太平洋です。宮城の地は、みるみる美しい空間が広がり、光が光として鮮やかに存在できる状態と感じます。コンサート、講座、講演会開催、KOMAGESHA COFFEE販売など、ありがとうございます。

高橋陽子

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おめでとうございます。
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高麗恵子 即興詩 盛岡 川の畔にて
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お茶室より