癒しの食
キッチンラボのプレオープンおめでとうございます。
マーブリングに続き、高麗さんの資質が輝く心満たされる食に希望の息吹を感じます。
仕事柄、食のアドバイスを求められることは多く、私も様々に食に関することは調べていました。そんなこともあり食毒のことも知っていることもありました。食の情報は様々な分野から様々な角度で調べると矛盾する情報も多く、最終的には楽しく食事をすること、体は自分に必要なものを知っていること、それが大事と感じていたので、食材に聞くというお話にとても共感しました。
母と等しく感じていた人がホスピスに入っていた時に、必ず良くなると信じて少しでも体にいい食材や効果があると言われているものを探していましたが、口がまずくなって食べられなくなってくると何でもいいから美味しいものを食べてほしいと感じ、そう感じた自分はその人のいのちを諦めたことになるのかと恐ろしくなり、考えることを避けていました。
時が経ち、あるお客様に甘いものはほどほどにと話した時に「でももし明日死ぬとしたら、おいしいケーキが食べたいの」との言葉に「それはそうですよ!」と共感した時に脇によけていたこの問題を思い出しました。
先生が以前死を看取るのではなく、生を看取るとおっしゃっていたことを知った時に長年わだかまっていたこの問題が溶けていくのを感じました。
生きるということは心満たされること、希望あることが大切であること。
いだきでは講座、コンサートを中心に本当に多方向に道があること、真の希望です。
今週の空間のゆがむ感じに27日のコンサートの重要性を思います。心清めて向かいます。ありがとうございました。