癒しの水
ヤマハホールでのコンサートの激しい体感が残っています。
渾身の演奏をありがとうございました。
第一部では体から金の鶏が抜け出し赤いふちを煌めかせながら優雅に漂っていました。羽ばたきにのせて風が起こり、まるでフェニックスに出会ったように永遠の炎、永遠の命を感じ、人が生きるということの不思議を感じていました。ある一音が心臓の鼓動と反応し自分の内側に黄色の花が開き、瞬間に輝く花のように命あり、交流していることを感じました。
第二部では始まるとすぐに動悸がし心臓の鼓動がおかしくなってきて、ここで死んだら迷惑をかけてしまうとふと浮かびながら演奏を追いかけていました。ふと何かを抱えていることに気付き、その球体は地球の芯だと感じました。恨みや憎しみの歴史を抱えた地球の重さを感じ、もしかしたら地球もこんな風に苦しいのかもしれないとふとよぎりました。
頭上から癒しの水が流れ込み、私には水色の裳裾をもつ女神が聖杯を注いでいるように見えました。地球の芯も大地も息を吹き返し、空からは力強い白い鳥がどこからともなくやってきて、希望の風を運んできました。一条の光が天空から注ぎ、暖かなぬくもりに緑が再生していく光景が見えました。
体感のすごさに危機を感じ、これからは本当に新しい人間にならなければいけないことを痛感しました。
そんな時に今日のコンサートに初めてお店のお客様がご夫婦で参加されたと知りました。前に完売でコンサートに参加できず、私が仕事で付き添えなかったにも関わらず、お一人で高麗さんの講演会に参加されたバイタリティにあふれる方でした。
私も見習って本音に従って即断即決、即行動!を心がけようと決めた今日のコンサートでした。
奇跡の時をありがとうございました。