生命の声
光のホールのコンサートをありがとうございました。
コンサート前夜に心が愁い、とても悲しみを感じたことがありました。一睡もできずにコンサート会場に向かいました。会場に入ると、ピンクの色紙に魂の詩が書かれていて、高麗さんと、魂の詩を書いていただいた方を囲み、華やいだ楽しい場が目に入りました。憂いた心になった原因は既にもう無かったのですが、なぜか疎外感が浮き上がりました。ひとりしずかにしていたい気持ちでコンサート開演を待っていました。
そしてメッセージをお聴きしました。
わかりたいとか、わかろうとする意識はまったく無く、しずかなままコンサートをお聴きしました。人は必ず死ぬ、死んでどこにいくのか今はまだわからないけれど、今、ここで、光の世界、永遠を経験させていただいていることを心身ぜんぶでわかりました。これ以上の救済はありませんでした。光のなかで内面はどんどんひろがっていきました。美しいことこのうえない光のなかに神秘的な風が吹きます。宮殿の風なのかなと感じる神秘的な風と美しい光のなかで、この経験をさせていただいている生命を生かすことが本音と生命の声を確認します。日常の些細なことで愁いたりしていても、もっと大きな生命があるではないかと、心の中心を取り戻します。
感謝しかない光のホールコンサートです。ありがとうございました。