KEIKO KOMA Webサロン

生命


Photo by Keiko Koma

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盛岡の家にあるこけしです。私がいない時もずっと家の主とし守ってくれています。ここに拠点を創ると生まれた本音を実行し、東北センターと家を作った時に、先生と十和田湖に行き、買っていただきましたこけしです。十和田湖の畔にあるお土産屋さんにはご年配の女性がおられます。いつもその店に立ち寄り、先生はこけしを買ってくださるのでした。他では見ることのできない美しいこけしに出会え、私もうれしく、家の主とし置かせていただけますことが大変ありがたいです。いつもあのおばちゃん元気かなとおっしゃり、おばちゃんの様子も見にいくように立ち寄るのでした。東北の拠点にといただきましたこけしは私の家に置かせていただいています。いただいた時に私は夢を見ました。ある光景が見えました。今日はその時のときめきの風が吹きました。今年はここに拠点を創ったことが報われると感じ、動きを創っていきたい気持ちが生まれました。

阪神大震災にて被災し、事務所を使えなくなりましたが、しばらくはあの惨事を経験しわかっていましたので、大家さんには修復の依頼もなにもせず、そのまま黙って家賃だけは払い続けました。一年過ぎ、2年過ぎ、3年過ぎても何も言わずに家賃だけは払い続けました。全く使っていませんでしたので、3年経った時には、流石に、引き払いたいと考え、先生に相談しましたが、先生は関西の受講生の方々が西宮にいだきの事務所があるだけで支えになるので、引き払わずにとおっしゃいました。先生のお金の使い方はまるで違います。人助けよりありません。いよいよ他に引っ越すことになり、引き払う時には大家さんから震災後に何も言わずに借り続けたことの感謝の気持ちを伝えられました。こけしを買う時もこの時と同じと感じ、今日は思い出し書かせていただきました。いだきのことを俗世の見方でみたら、自らの生命が汚れます。人が何を言おうが、自分が経験した真実は正しく表現していくのが人間です。昨日のコンサートにて、まわりには目に見えない壁が輪となるようにまわりを囲っていました。人の評価という壁でした。ここは人間の生きる世界ではありません。生命の芯にある真を表現し生きる世界を創り、世界を変えていくのだと生命で経験しました。ありがとうございます。

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とき
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三鷹市公会堂 光のホールにて
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高麗恵子スカイロケット センターにて