生き延びるぞ!
先週の水曜日からのどが痛く咳が出て仕方なかった。昨日は、かかりつけの医者に診てもらったが、「喉が少し赤くなっている」だけのことで、大したことないでしょうと薬をもらって帰る。しかし、その薬が一向に効かない。以前もそうだった、一定の日にちを経過しないと治らないのだ、わたしの場合は。でも「表現」すれば抜けられるとの教えを守り、パソコンに向かった次第。
高校は2日から休みに。期末考査もなくなった。わたしのような派遣講師には、3月は一銭も出ない。ほんとうにひどい政府のやり方だ。使いすて労働者を見殺しにして平気なのだ。しかし、ここで負けてばかりいられない。いきなり解雇通知を出された同僚の話を聞いてやる。彼はまだ60歳なのに、批判的な言動ばかりして、世の基準に合わそうとしない。しかし、とても頭の良い人で、いい教育をする人とわたしは買っている。今朝も、当てにしていた口が二つともダメになり、相当落ち込んでいる。慨嘆と自嘲癖の話は、あまり聞きたくないのだが、「否定的な言葉を使わず、とにかく行動してみよ。」と励ます。そうしたら、かれはお礼がてら、「先生もこの先大変でしょう。この先、人を集めること自体が難しくなるから」といった。全国一斉に学校休校と言うのは、未曽有のことだが、これも思わぬ勝機をはらんでいるかもしれない、とわたしは思うのだった。なにがあっても生き延びてやるのだ。