生きること
3月3日の京都コンサートは、要の要コンサートであり、1人でも多くの方がご参加できるよう、どなたかお誘い下さいと、満席に向けて先生からもお話しがあり、高麗さんからも連日、書込みやご案内等で拝見する度に何もしていない自分が、居た堪れない気持ちでいっぱいでした。この状態のままコンサート会場に入り、高麗さんにご挨拶することはできないと、北山に着いたらコンサートのお誘いをすると決めて、午後会社を出て新幹線に乗り込みました。最初にお声がけをした女性は、偶然いだき受講生でした。私がコンサートのお誘いをしている理由を話すと、一緒にやると言って下さり2人で開始しました。結果は残念であっても知らない方に話しかけ、気持ちよく別れることは喜びなのだと知りました。お会いできた方に感謝します。僅かな時間であっても、やれることはあると気づき、2人で行ったことが嬉しいです。会場にいらっしゃる方々を見て、泣きたくなります。メッセージをお聴きし更に泣きたくなりながら、一音も聴き逃してはならないと臨みました。現れ出た大いなる存在の圧倒的存在に畏怖を感じながらも、真っ当であることを全身で教わりました。あまりにも揺るぎないその存在に、今までの自分が何であったのかと、ガラガラと剥がれ落ちていきます。そうでありながら限りなくやさしく、根底から包み込む愛の中にいました。今までのように、経験したということで終わらせてしまうことは大きな間違いでした。そこから、常に次に始め続けるのだと、今更ながらやっと気づきました。この瞬間、瞬間が大事であると、今までになく生きることが始まりました。ありがとうございます。