生きて時を超えること

府中のコンサート、新しい感覚、未知なる体感でした。初めての経験をありがとうございました。

第一部ではずっと寝ているとも起きているともつかないまどろみの中にいました。初めて聴く音ながら抵抗感はなく、感情を超えた世界の中に漂っている感覚でした。終盤、突然覚醒のスイッチを押されたように音が体内になだれ込み、水が流れるように頭から体中を通り抜けていく感じでした。体中を流れ、洗い流されるように通っていく音はまるで生きているように自由に流れ、頭が冴え冴えとクリアになり急浮上で覚醒していく感じでした。

第二部では愛の香り風にのって、いのち溶け合いひとつになっていきました。光の柱が胸を貫き、天地ひとつに生まれる風、柔らかく暖かい愛の律動と共に拡がっていきました。内側から沸き起こる感動は感情をこえてあり、どうして涙が滲むのか分からないまま、その沸き起こる感覚を感じていました。

家に帰り、キッチンラボで頂いた薬膳スープを頂きました。食べ終わったあとも染み渡る余韻素晴らしく、清められるような体感でした。偶然にも薬膳の会をやっている友人とのコンサート参加だったこともまた流れと感じました。

やっと暁の時を迎え、新しい次元に向かい、生きて時を超えるというとてつもない時を生きていること、銀河鉄道という永遠を探す旅の意味を見つめる今です。明日はアントレで先生のお話を言葉で聞けること、この時代にもっとも要と感じ身が引き締まります。素晴らしい経験をありがとうございました。