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琵琶湖コンサート


琵琶湖に着くと、あまりにも音のない世界に驚きました。蒼く広がる静なる世界です。ふと違う所に来てしまったのだろうかと不安になり、思わず周りを見回しました。その瞬間、やさしい風が吹きました。何を私は狼狽えているのだろうか。その時、木から雀が一羽舞い降りました。嘴に木の枝を加えて、目の前に現れました。こんにちは、やさしい気持ちになり微笑んでいました。何も恐れることはないと教えてもらいました。

第一部「生きる力、やり抜く力」これからの自分に、何がなんでも身につけたいと姿勢を正して待ちました。やさしい音に包まれました。ですが、コンサートが進むにつれて何か違和感が広がるのです。何もわからないのです。このまま終わってしまうのかと焦る中、力んでは続かないと言葉が出ました。まったく違う生き方が必要な、新しい時代であると気づきました。古い頭ではわかるはずがないのだから、わからなくて当たり前だと気づいたら、一気に先生のピアノの音が全身に入ってきて第一部が終わりました。間に合ったと胸を撫で下ろしました。

第二部「琵琶湖湖底」遂に来てしまったと、なぜか瞬時に思いました。とんでもないことが、これから起こるのだと感じたのです。それは恐れと畏れが入り混じっていました。コンサート前に見た、音のない静なる琵琶湖に感じた不安と同じでした。先生の表す強烈なエネルギーの中で、身を持ち堪えるのに精一杯でした。既に根底は覆されたとわかると同時に、待ったなしの時代が広がっていました。「腹を括れ」先生の言葉が蘇ります。何もかもが一つになった時、不安も恐れも何一つなくなっていました。腹が据わったかのように、熱い力がお腹に注がれていました。メッセージ通りの力を経験したのです。自分を過去に引き戻す言葉を使うことはやめます。あまりにも大きな琵琶湖コンサートです。ありがとうございます。

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ウラジオストクにて
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比叡山にて-3
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京都高麗屋 幻のKoguryo Cafeにて