現実
昨年の年明けにロシア・ウラジオストクに行くしかない、と決意され、その後 5世紀の地図を見てロシアは近い、と話されたところから ロシアの方と運命的な出会いをされ、10月に そのロシアに居る別れた同胞に会うという本流の本音 顕れ…。高麗さんは それから4ヶ月を待たず現実に今、ロシアの大地に居られる。昨年後半から 裏が表に顕れた御話を時系列で伺ってきた自分は、いだきしん先生が ロシアに眠る魂をキャッチされてからの急展開に驚き、今日、出立の皆様の輝く御姿に、言いようのないときめきを憶え 万歳していました。高句麗の古から未来を綴るトゥルーストーリーは、どのような小説も映画も敵いません。海の向こうで待つ 元は一つの魂が、千年以上を経て 真の存在、真の王様に邂逅するという奇跡の時。「今まで現実と錯覚してきた日常が幻想(作られた世界)で、こちらが真の現実よ」と、かつて京都八坂〈高麗〉での高麗さんの御声に はっとした、その瞬間が蘇ります。生命中心に生きる新しい時代を拓いてくださり、更に今日 また新たな時を、本当にありがとうございます。
岩村ゆかり