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現実か


昨夜のコンサートでは、ほとんどが夢の中でした。第一部で弦が外れたのか、切れたのか、ハッと我に返るような瞬間でもありましたが、気が付けば夢を見ていました。その一つでは、旧約聖書を開き読むのですが、そこに書かれていたことが「神のことば」で「新しい生命」の新しい時代のようなことでした。その次からは日頃や入場の少し前までの気になることが一つ一つ出てき、コンサートが終わってしまいました。今朝、起床してから、何気にFBを開いたところ、最初に目に入ったのは、「自分を信じる」ことの詩でした。また、デカルトの「夢論証」を調べていたところ、「自分の存在を信じているならば」という言葉と出くわし、考えました。確かに自分は、「どうせ自分は」と諦めているところは否めません。私だけに限らず、多くの方もそうであると感じてはおりますが、何故そうなるのか、成長過程のどこかで、何かを引き抜かれたのか、と考えてしまいます。何年も前に宝塚での応用コースにて、4歳ころに芽生えた一人ひとりの人生観を高麗さんが1秒くらいの速さで仰って歩いておられました。私は「つまらない」でした。私にとっての初めての応用コースだったかと記憶をしております。私は幼稚園に実質数ヶ月通ってすぐに卒園でしたが、今ベビーシッターをしている子供が伸び伸びと保育園でのことを語る姿を見て、こんなに楽しいものなのだと感心しております。コンサートから一夜明けて、私の現実は「つまらない」であって、これまでは「つまらなくない」夢を見ていたのかもわからないと、今考えます。夢と現実とを錯覚していたならば、今まで感じてきたことも現実ではないのかもしれないと思え、実際に、なくなっているように感じられております。腸内環境と、何よりも、もっと日常での豊な経験を作らなければならないと至ります。自分が何をやっていて楽しいのか、誰と会って楽しいのか、基本的なことから素直に実行したいと感じます。
本日の三鷹コンサートも、よろしくお願い致します。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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