現存在

存在論から始まり、ジェンダー、ボランティアミーティング、アントレプレヌールサロンと現存在をテーマにした３日間を誠にありがとうございました。
生命に余計なものがなくなってくると、一点からはじまる混じりけのない輝きが蘇ってきました。ハイデガーの「存在と時間」に書かれている頽落についてを読みました。どこまで正確に理解できているかわかりませんが、講座やコンサートでどんなに生命をきれいにしていただいていても、何もしなければ世間と同化し本来性を失っていくことをよく考えました。自分の中に自ずから落ちていこうとしているものを感じ、その弱さに対して抗おうとする意志がなければ、本当の自分に出会うなどということは起こりえないと考えました。３日間を経て、存在をかけて取り組みたいことがなんであるか、またすでに自分が生きていきたい方向性は定まっていることも霧が晴れるようにして明らかになっていました。「卓越」とは、他と比べられないこととお聞きしましたが、いつも誰かと何かと比較ばかりしてしまう自分の意識があります。まずはそれを消し、ひとつ自分の中にある、他とは比べられない自分自身の輝きを言葉にします。講座２日目に出会った光からストーリーを描いていけば不思議と筋道が通ってきます。
本当にありがとうございます。