狛江コンサートにて

無数の銀河を超え、更に広い次元へと誘われ、そこが人間の本質とわかるフィールドと言うのか、場に在りました。究極の、また真のジェンダーの次元という言葉になりました。本当の意味で男女が愛しむことの壮大さ、本来性を体感させて頂いたと感じます。第一部では、非自然の他者の命の破壊が想像され、いつ終わるのだろうか、どこまで行ってしまうのかと世俗を通り越した異質物が狭い低次元で争いを繰り広げている感覚でありました。その中でも色々なことが想われ、瓦礫に埋まった命が助けを求めてかすかに声を上げているかもしれない、また「内臓が震えるほどの恐怖」のお話しを伺ったことが浮かび、怯える姿が想像されたり、また今の日本の実体を踏まえ、ベルリンの壁崩壊のようなことが起こらないかと一縷の望みで考えたりもしました。第二部のアナウンスでの自然といえば何が浮かぶか、、本日の先生のお着物が、私の浮かんだ自然の情景そのままで、見惚れるくらいに美しいお着物で、先生が自然とひとつであるのをそのまま着ていらっしゃるようでした。演奏が進む中、先生が世界を変えるために生きていらっしゃることを考え、また私たち一人一人が国体で、またコンサートに集まる受講生一人一人が世界を変える命に思われました。そして第二部での次元を遥かに飛翔した真の人間の世界に触れ、イダキで生きることはここと感じられました。素晴らしいです。明日は京都に戻っております。ひたすらに淡々と淀みなく時間をこなし、世界の平和と未来に向け暮らして行こうと感じます。

ありがとうございました。

田嶋利江子