物事の本質

医師は必ずヒポクラテスの誓いをすると聞いています。先日そのヒポクラテスの言葉を知り、自分がお客様と対峙する中で見つけてきた答えの核心を突いていると感じてなりませんでした。

全体としての自然を学ばずして、人体の本性について学ぶことはできない。人は自然から遠ざかるほど病気に近づく…と。

先生がアーユルヴェーダのお話をされていたのを聞いて、学んでいた頃のことを思い出しました。当時も何千年も前の文献なのに本質的なことであることに驚きましたが、日本では法律の関係でそのままは使えないと判断し、深くは探求しませんでした。
そこでは病気の原因はアーマと呼ばれ、未消化物と訳されていました。確かに糖の代謝が甘いと血液中に流れ、脂肪の分解が甘いと内臓に付着したりする…分解する酵素の大切さを改めて学んだ経験でした。

一つ一つ本質的な事に触れるたびに隠されてきた闇もみえること、せめて医療や福祉は資本の闇に染まることなくあってほしいと京都の応用やアントレでのお話から感じてなりませんでした。ありがとうございます。