無限なる世界
東北の応用コースのオンデマンドをお聞きして、コンサートの経験や今起きていることが先生の言葉で理解できること、とても得難い経験でした。一者のこと、知性のこと、コンサートで全身で理解したことをきちんとロジックで整理できることは目の前が開かれるように晴れやかな気持ちになります。たくさんの気付きをありがとうございました。
私は二人の母に育てられ、人が自分の世界観の中で生きることを早くから知りました。母なりの解釈があり、世界観があり、仲裁が上手い自分の性質はお互いの見ている視野の角度と言葉の歴史をわかることで相互に共通の世界を繋げることが出来ることを学んでいたからかもしれないと感じています。
ですが、コンサートから見えるこれからの世界は境がなく透明で無限なる世界、ある意味では豊かさの、ある意味では厳しさの時代になることを示されていると感じてなりませんでした。人にとっては厳しい雷も、作物を豊かにする電位となる…その矛盾を超えるおおいなる愛なくしては人に生きる道はないと示されているように感じてなりません。
また自分自身はとても自分が冷たい人間だと感じていて、冷たくないように振る舞おうとしてきたと感じています。どうしてそうしていたかが、コンサートを通してやっとわかったような気がしています。矛盾する二つのことを心に抱えると、どちらにも共感できず引き裂かれるような感覚になってしまい苦しくなります。味方にもなれず敵にもなり切れない疎外感が、人にも自分にすらもよそよそしい感じになっていたのかもしれないと気付きました。コンサートで矛盾を超える世界をみた時、この融合する愛の世界ならば様々な宗教の垣根すらも超えて、本当の意味での一つに向かえると感じ希望が湧きました。
お忙しいスケジュールの中を焙煎してくださり、希望のコーヒーが世に生まれたこと、嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。本日の応用コースも楽しみに伺います。ありがとうございました。