美しい水の光から
いつの日か会いたいと願った方に会えたように、いとおしい気持ちがあふれていく音をおききしました。一雫の生まれた水が身体のなかにも、空間にも流れ、流れ…あまりに美しくやさしく、強く、コンサート会場に座っているだけで、涙があふれ、あふれ、感動しました。
前日のさくらホールでは、コンサート会場へむかうにつれ目がいたく身体の右側がいたくなっていました。見てるから、遅いし、どんどん離れてずれていく自分のありさまがそのままでした。今日楽屋でのビデオ講演会でも、高麗さんのお話しからはっきり認識しました。見てないで、なかに入っていくと、楽しく、滞りなく動きつづけられます。
2部になり、自由自在で、尊くて、豊かで、また涙があふれてばかりでした。先生の音と皆んなで拍手をしていると、レバノンにもこの音とよろこびが届いていると感じました。「源の愛」につながる一人一人の生命は尊く、美しく、世界中はひとつになれると経験させていただきました。
コンサートが始まる前に、ロビーに展示している大きなマーブリング和紙の額の前で、たちどまり涙あふれていた東北の方がいらっしゃいました。高麗さんが一瞬に染められた和紙に「どうしてこんなに涙があふれて、あつくなるのか…理解できないのに、この額の前から立ち去ることができないんです。」とおっしゃっていました。ちょうどそこに高麗さんがいらして、「幼い頃に感じた幸せなこととか…」とおっしゃっただけで、自分も身体中あつく、心模様との出会いの場にいあわせること、生まれてきて一番求めてやまないことに会えること、そして、新たな動きのパワーになる心模様作品との出会いの場にいさせていただき、ありがとうございます。
2日間連続のコンサートをありがとございますございます。