「大いなる」

前夜のコンサートの最後のアリラン、自分の意識より先に反応し咽び泣く、魂の故郷、なんと表現したらよいのかと魂のことを考え向かった三鷹三夜目。

「大いなる魂」のメッセージの冒頭から「魂が揺れています」の表現に驚きながらも、わかっていきたい気持ちで先生の音を聞いていると、深く低く響く音は今まで聞いたことがない響きです。いろいろなことが浮かび、集中しようとしながら「粉砕」ということへの畏れとあらたな始まりへの希望が入り混じりました。要、大事なことがあるのにそれていく何か、半端や無礼に気づかない鈍さ、真に美しくないものはなくしたいと望みます。大きな大きな存在に包まれ、ここに在ること、安堵と感謝湧きました。

二部、愛の音の空間は安らぎ、心地よく、美しい音は繊細で心にしみいりやさしいです。たくさんの愛を経験させて頂きながらも、メッセージの通り「愛」を言葉であらわすのは難しく、自分に「愛」があるのか問いました。何か、せめぎ合うような状態で苦しいまま音を聞いていると、最後の方で空間とひとつになり、どっと涙あふれました。アンコールはただただ涙よりなく、、、いつのときも先生が、おおいなる存在がはたらきかけて下さり、愛を経験してる生命。
自分の枠を無くしこれからは愛を届けること、と感じます。

一回一回のコンサートで、はかりしれないことを抜け出し、超えていく経験に心から感謝します。
「大いなる」　尊い経験のままに必ずいかしていきます。
まことに、ありがとうございます。
天田敬子