KEIKO KOMA Webサロン

清々しい宙


高句麗の歴史と、宇宙の生まれる三段階前と、いだきしん先生の存在、高麗恵子さんの存在、全てが顕れ全てが融合している高句麗伝説は一節ずつの境もなく圧巻の舞台でした。

始まった瞬間に、全く違う気質で在られる高句麗の存在が全面に顕れその時と場が創られたことに喜ぶ魂の迫力に圧倒されました。それぞれの全く異なる存在が全開しても融合して生きていけるのは今までにない世界が開かれている今だからと感謝が溢れます。
大きなホールに響き渡る御声や音楽は聞いた事がない迫力でした。地面が揺れて壁がガタガタ鳴り、心臓や深部にまで音が響き気持ち良いばかりでした。ずっと聞いていたい太鼓の音であり、柔らかい女性のような音の小柄なサックスであり、宇宙の生まれる三段階前にまで突き抜ける大きなサックスの音で、お琴やギターにも畏れ多いほどそのままの存在が顕れていました。最近のコンサートのように未知な世界で何の手がかりも無い新体験を即興で言葉にされるのだと喜びと驚きと愉しさが溢れます。
「父」の詩にて「父の背中に歴史の悲しみを感じ」と詠まれた時に小さく頷く先生の御姿に、いつでも全てを受け容れてくださる存在を感じていました。一瞬のことに何かとても感動し胸の内に残っています。

頭を介す事なく新しい世界と繋がっている命、音、御言葉から生命が向かう新しい方向を経験しました。言葉にして記憶することも出来ず、ただ、お話ししたり存在と共に生きてみればそこには時間のない広い世界と繋がる愉しさや面白さや愛があるのみです。未知なる豊かさに身を置きながら、何かに依って頑張ってみていた自分と別れる悲しみのような気持ちもあります。水の中にいるように清々しいマーブリングが変化する身を守ってくれ安全に過ごせました。

6月23日を経て、1週間、たくさんのコンサートに続く高句麗伝説が終わり、畏れを抱くのは私たち人間の方です。今までの人生、仕事、半端な言葉のままでは生きられない真正面に生きる畏れは最大に愉しい人生の始まりです。高句麗伝説の開催心より有難う御座います。

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大津市旧大津公会堂にて-4
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