深海
今朝、浅瀬で生きていたんだと言葉になる。深海で生きる、表層でなく、深層で生きることなのだとわかる。
その後、ゴミ出しに行くと、山々から湧き上がるように合唱する蝉の声に聴き入る。今日の開催を待っているようと、しばし佇んでいると少し静まる鳴き声。
その後、山小屋から北側を見ると木々の葉の輝き美しい。赤とんぼ飛んでくる。また、飛んできた赤とんぼと共に直角に急上昇、恋の季節かとゆるむ顔。
梅雨明け前に、南側の洗濯干し場の狭い三角地帯に、目の前を悠々と飛ぶ立派な赤とんぼを見る。その時見上げる空は秋空だと思った。空澄み、抜けるように高いのだと後に気づいたこと想い出す。
ありがとうございます。