深き魂

本日のヤマハコンサートをありがとうございました。

アンコールでの演奏に救われました。ピアノと自分の手の拍子が合うと、ピアノの音が内面に無限に広がる経験をさせて頂いたからです。

第1部、2部を通じて、自分が見えるものを重視してきたことに気づきました。その傾向は、特に働き始めてから強く現れ、しかし、どこかで自分は心や魂を重視していると思い込んでいた節がありました。母が口にしていた「聡い子よりも魂の深い子」ということばが想い起される一方、自分は、これまでに物事の表層しか捉えられずに来てしまったのではないかと感じ、最近、心や魂が自分にとって大きなテーマとなっている理由もわかってきました。そして、少し例えが違うかもしれませんが、掃除のあり方ひとつをとってみても、人の見えるところのみならず、見えないところを掃除することが、小さくも大切な一歩と感じました。また、人との競争の中には魂が成長する機会はなく、寧ろ相手から学び、時には相手の助けとなり、もの事をできるように己を高めることに集中することが、魂を磨くことと感じました。このような状態で、アンコールを迎え、上述の素晴らしい経験をさせて頂きました。

ありがとうございます。