深い深い経験
昨日のコンサート、ありがとうございました。第一部のメッセージにある「光りの飛礫」の「飛礫」とは何かが分かりませんでしたが、直ぐに体感して分かりました。次から次へと、やがて一面に降り注がれる「光りの飛礫」に包まれていました。光を受けるのではなく、一体となって共に在るのだと分かります。「悠遠なる太古の世」を、今ここで経験させていただけることに、幸せに満ち溢れます。第二部「愛の園」では、自分の頭の状態がよく分かります。「独りで入ってはいけないことを学びます。」というメッセージが引っかかっていました。演奏が始まると、枠で仕切られた頭で考えた世界を、勝手に拵えていたことに気づきます。パイプオルガンの音と共に、先生の世界がどんどん遠くへ遠ざかっていったからです。気づけば、「人間とは何か」と問うていました。この瞬間にも、新しい命が生まれ、逆に失われていく命があることを考えたら、私の子宮があった場所が痛み始めます。しばらくその痛みを耐えるしか、なす術がありません。やがて、私の子宮部分に光が射します。なんてあたたかい光なんだろうと、涙が溢れます。コンサートが終わりました。深い深い経験をしました。ジェンダーにつながる深い経験です。女性性とは、このことなのでしょうか。今日に続くコンサートです。よろしくお願いいたします。