永遠への解放　真の愛

奇跡の盛岡コンサート、今日ほど待ち望まれたコンサートはなかったのではないかと感じる尊いコンサートでした。先生や高麗さんをはじめスタッフの皆様の万全の準備態勢、コンサート会場の関係者の方々や参加者の方もそれぞれが覚悟のようなものをもって臨んだコンサートだったと感じます。素晴らしい時をありがとうございました。

始まる前は会場のよどみが凄く、先生の音も遮られているように遠くに聴こえる感覚でした。演奏が進むと雲間から光が差し込むように光のドレープが生まれ、突き上げる大地からの呼び声に惹きあうように一条の光となり、額から貫かれ体が解放されていきました。
内面の宇宙、源の光に包まれ空間とひとつ。
自他のない、自分を守ることも必要のない、存在することへの感謝沸き起こる中で生まれる愛。ここが人の原点ならば争うという言葉すらいらないだろうと、先生の演奏から生まれるこの世界がこれからの未来であり人類に残された唯一の道と感じました。小さな鳥が暁の時を知らせるように飛び、大いなる祝福を感じた第一部でした。

第二部では先生の演奏から引き出され、内側からの光がほとばしるような感覚でした。
創生の星のような存在が引き出され光の柱となり、まるで自分の中に眠る魂が覚醒したような体感でした。自分であるような、同時に存在しているような、その存在と同時に包まれるような水色の光に抱かれて、ただただ幸せで心満たされていきました。アンコールのアリランの流れるような美しさ、手拍子での会場の一体感、本当に今回のコンサートが開催できたことへの歓びと感謝溢れる経験でした。

真の時、真の愛をありがとうございました。