水色の光
最初の一音からどこまでも透明な水色の光が広がり、香る風が柔らかく、包まれるような優しさに心が開放されていきました。
仙台までの道のりは久しぶりに体中が冷えてお腹をこわし、足が重くてなりませんでした。多くの魂の存在を空間に淀む影から感じ、時折感じる体が焼却炉になったような体感と集中力のかける感覚は救済を求める魂が体中に飛び込んでくるようにも感じられました。
先日の三鷹に続きものすごい熱量が始まる前から空間に満ちていました。水色の光から生まれる風が、麗しい香りとぬくもり溢れる風を運び、空間を包み込んでいるような安らぎに満ちた空間が生まれていました。くすぐられるように胸の奥が開き、体が空間に開放されると香る風と一体になり、太陽のようなぬくもりの水色の世界を感じました。冴え冴えとした澄み切った体感は心地よく、水色の存在の御手に抱かれるようなぬくもりを体中で感じていました。
初めて永遠の意味を知り、魂の存在を了解しました。救済するということ、今を生きるということ、改めて人間とは何かを学ぶ今です。
先生の奥様のことを東北の地で先生や高麗さんからお話をお聞きする中で、今まで見えなかったことが腑に落ちていきました。改めて自らの生きる意味を自分に問う今です。かけがえのない経験をありがとうございました。