水色の光 びわ湖高句麗伝説
会場に入ると急にお腹が光を帯びたように熱を発している感じで驚きました。前回のような会場に靄がかかったような感じはなく、膨張するような会場の空気はエネルギーに満ちているように感じました。
太鼓の前後から空間が体と溶け合い、上昇するエネルギーに乗ってたくさんの光の玉が天のある一点に吸収されていくように見えました。太鼓のエネルギーがすざましく、そこから以降はずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。いくども神聖なる存在がある時は光の柱となって胸を貫き、ある時は香る風となって体中に広がり、器となる体は宇宙を内包し、どこまでも広がる宇宙、果てしない世界がそこにありました。
特に高句麗建国の場のエネルギーでは、まるで龍のようにうごめく流れが見え、高麗さんの言葉そのままに圧倒的な力が働いて生まれた爆発的な水色の光、近寄りがたいほどの神気を放つ丸都山城に繋がる流れのように思えました。天池でのすべてを眼下に見下ろすような心を映す鏡、過去であり今である世界がそこにありました。
天に吸い込まれる魂を唯一見た京都の同じ会場での今日の高句麗伝説、新年の新しいはじまり、人類の新しい夜明けと感じ、今日も心して向かいます。ありがとうございました。