母

高知にかつての義理の母が住んでいます。私には高知という土地は並々ならぬ縁があって、息子も高知大学であったこと、子供たちは夏休みに祖父の郷里であった高知で過ごしており、かつては車を運転して何度も行ったのです。私の人生にとって高知という土地とは不思議な縁があるのです。一言ではとても語れない土地です。

高知コンサートの案内をかつての母にしたところいったんは行くと答えたのです。色々の人生の巡りがあり母とは直接話すことができない時間が長くあり子供たちを通じて繋がっていたのですが偶然の事からラインで母とつながっていたのです。母の住んでいるところからはコンサート会場は遠くて次の日に受診があるということで躊躇ていましたが結局はいけないと子供を通じての返事。昨日高知の母に手紙を書きました。改めて住所を聞いて。書いているうちに自分のことも子供たちや去年新しく生まれた孫たちのことも、かつての受講した母の事、そのころ幼かった子供たちと一緒にニューヨークやサンチャゴ・デ・コンポステラに行ったこと、その後のお互いの人生についてとめどなく過去が押し寄せてきました。私だけではなく母にも私の知らないの人生があったのです。色々あって忘れていたけれど忘れられない人生のこと、今ここにきて高知という土地から全く未知に向かって世界が変わっていくことをいのちが知っているのでしょう。調べてみると頭では予想もしなかった方法で高知に行けることがわかり、バスを予約しました。自分の足で新しい高知の土地を踏みます。そして個人の人生を超えた巡りを感謝します。高知だけではなく世界が変わる先生高麗さんに出会った人生をわすれてはならないのです。

ありがとうございます。