母の言葉

昨日、母の面会に行きました。尿管は外れておむつに変わっていました。おむつに変わったお陰で、尿がたくさん出ると母が言います。「早く取るように言えばよかった」と言う母の言葉に驚きました。更に、「余計な心配はうるさいだけ」と言います。明日「お家に帰ろう」プロジェクト実行の日なのですが、それを聞いた病院スタッフの方々が、入れ替わり立ち替わり病室の母に問うのだそうです。大丈夫なのか。1人でできるのか。歩けるのか等等等。「そんなの家に帰ってみなきゃ、わかるわけない」と言っても、止まない問いでノイローゼとなり、夜に夢まで見たと言います。「2度と私の前で言わないで」と言ったら、ピタリと止んで病から抜け出したと私に教えます。「よく言った。そりゃそうだ。だから家に帰るんだよね」と大笑いしました。「家のことを忘れた」「大丈夫、帰ればいやでも思い出すから」と言って、また明日と別れました。母との会話で、絶対に負けない、とちからが湧き起こります。これからはじまる、母と私の挑戦です。明日、実家にお集まりいただくスタッフの皆さんと、一緒になって前に向かっていきます。ありがとうございます。