KEIKO KOMA Webサロン

母の声


母の声が聞きたく、泣きたくなるほど胸が痛くなります。夜帰りながら母にかける電話は、時に面倒くさく、苛立つこともありました。「お帰りなさい」開口一番に聞こえる声、「お休みなさい」必ず最後に言う母の言葉です。当たり前のように流れた、数えきれぬ言葉たち。無造作にぞんざいにして過ごしてきたことが、悔やまれてなりません。今朝、三秒の奇跡により自然災害から生命救われた男性が、語り部として自分の経験を語り歩いているニュースを見ました。会場にいる方たちに「今ここで聞いている方たちと、明日また会える保証は何もないんです。」切実なる生命の声が響きます。母のことと重なります。生きるということを深く考えます。先生が焙煎された「深愛」コーヒーが、心奥まで深く甘く沁み入ります。今日の三鷹でのコンサートを、よろしくお願いいたします。

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高麗恵子 即興詩 盛岡 川の畔にて
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仙台高麗屋にて
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多賀城市文化センターにて-2