武蔵野へ!
いよいよ明日から上京して、三鷹での連続コンサート「高句麗伝説」に臨む。わたしは生誕地は、杉並区馬橋の甲州街道沿いの家である。しかし、幼少期から関西に移住し、ほとんど関西人なのに、なぜか「武蔵野」に憧れ帰りたくなるのである。(阪神大震災のときも、東京に帰ろうとばかり考えていた。)昔は、阿佐ヶ谷周辺もかなり雑木林の中で、その辺の公園は、武蔵野の面影を色濃く残していた。国木田独歩の「武蔵野」は少年時代のバイブルだった。25日は、また東久留米界隈を散策しようかとも、木陰でたっぷり読書しようとも思っている。今年最後の贅沢な時間に期待が膨らむ。
たしかに飛躍への道を進んでいることを信じながらも、精一杯行動してきたが、なかなか上がらない成果の前に、思うようにいかない現実の前に、落ち込んだり考えこんだり一年だった。だが、常に立ち直り、「大いなる存在」の近くにいる喜びを感じつつ、頭と心を磨いてきたのも事実。来年こそ良き星めぐり、実力と才能を開花でき、先に進めるときと聞く。
二日間の「魂覚醒の経験」で、それを確実なものにしたいと思っている。