森の香りに包まれ吹く風

工房は木立の中にあるかの如く、墨の香りはまるで森に薫る樹の香りがしました。
マーブリングの和紙に墨で書かれた詩を、並べていくお手伝いをさせていただきました。高麗さんから次々と生まれる言葉から、もうすでに新しい世が生まれ新しい秩序がすでに始まっていることを指し示し表されているのと気付き、わかっていないのはこの古い頭だけだと、ハッとしました。いだき講座を受講し因子は解決されて自由な生命と生まれ変り、先生のコンサートでは何度も美しい生命で生きる時を経験させていただいてるのに、どれだけ頭が悪いのかと苦笑してしまいます。高麗さんから生まれた言葉が風となり、たくさんの人々に世界中の人々に出会えたなら、言葉は魂を受け容れ、先に向かい生きる支えとなり希望となるだろうなと感じ全身が熱くなりました。たくさんの問題や悲しみを抱える世界中に届け！と涙が滲みました。
生まれた詩を並べながら、先生の表現される音の凄さに心が熱くなりました。大地の声の音は、工房の一室に居ながら、山であり、森であり、湖であり、空であり、時には2000年前に生きていた人々の営みの中にまるで自分がいるようでした。自由でした。
先生の音、高麗さんが紡がれる言葉から、生命は美しく、自由に生きてすべての生命が互いに支えあい生きていける事を教えてくださいます。時は来ているのですから、古い頭とはさよならして、みんなで幸せに生きていける風が吹く方へ向かいます。
先生、高麗様、いつもありがとうございます。